健康と医学
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 日本で睡眠障害に悩んでいる人は、5人に1人と言われています。 不眠の治療には、睡眠薬を使う方法があります。 睡眠薬は、今から30年以上前は、だんだんと薬の効き目が落ちたり、薬を止めることができなくなったりといった、強い副作用が伴っていました。 しかし、副作用が少なくて安全な睡眠薬が、1960年代以降に開発されました。
PR 適量のアルコールは健康を増進するといわれています。 アルコールを飲むことで、寝付きがよくなることは確かですが、夜中に目が覚めてしまうことが多いです。 人間には体内時計があり、夜になれば眠くなり、朝には目覚めるという活動サイクルをもっています。 逆に、夜更かしを極端にすることで、体内時計が狂ってしまい、睡眠障害につながります。
睡眠不足は、実は重大な事故を引き起してしまう原因にもなるのです。 睡眠が充分にとれないと、集中力が欠け、とっさの判断力ができなくなり、思いがけない失敗を起こすことがあります。 多くの調査の結果、睡眠不足の人は交通事故を起こす確率が、よく眠っている人に比べ2~3倍となっています。 アメリカでは、人口の約15%の4,000 万人という多くの人たちが、睡眠に関しての異常をもっています。 日本ではまだ、睡眠障害や不眠症を個人的な問題だから、と片づけられてしまうことが多いようです。
睡眠障害になると、日常生活においても、さまざまな影響が起こります。 まず、身体面への影響ですが、不眠によって体力の低下につながります。 次に、睡眠障害が精神面に与える影響です。 行動的な影響としては、判断力や注意力が低下してしまい、失敗をしやすくなります。 このように、睡眠障害は多岐に渡り影響を与えます。
睡眠障害(不眠症)には、一過性の不眠と慢性的な不眠があります。 たとえば、騒音や温度・湿度の不快感などの環境的な要因によるもの。 このように、一過性の不眠は、気持ちが高ぶったときや気がかりなことがあるときに起こります。 もちろん、眠れないときはとてもつらいと思いますが、自分でもその原因が分かっているし、ほとんどが数日すれば解消するので、慢性的な不眠に比べて、そんなに問題はないと言えます。 ところで、なぜ、精神的なストレスや気がかりな事があると不眠になってしまうのでしょうか? なぜそのようなとき、覚醒し続けようと脳は働くのでしょう。 そのことから、人間は生命を守るために、心配事があるときに、脳が眠ってしまわないような仕組みをつくりあげたのです。
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